夏油高原スキー場にゲート設置の模様です

盛り上がりを見せるバックカントリー。

ニセコエリアでは管理外エリアに出る際のゲートが設置されていますが、今季から夏油高原スキー場でも設置されるとのことです。

“より安全に楽しんでいただきたい”と言う思いがいいですよね〜

 

実際にどこに設置されるのかというと、


※HPから

赤丸で印をつけました。

A1、A6コースの途中が管理区域外へのゲートとなるようです。

 

現状でもゲート付近から管理区域外のBCエリアに出ることが多いのですが、ゲートが設置されたことによる影響が気になるところです。

 

一方で注意点も記載されていましたので、転載します。

ご注意ください!

1,滑走禁止エリアについて

 

①下記のマップに表示された「滑走禁止エリア」はいかなる時も進入禁止となります。
→違反者は即刻退場頂き、リフト券又はシーズン券を没収いたします。

②滑走禁止エリア内での救助費用は実費請求させて頂きます。


2,管理区域外について

 

①スキー場管理区域外はスキー場による安全管理は行われていません。
→雪崩の巣や崖など様々な危険が常時潜んでいます。

②管理区域外による事故はユーザーの自己責任となり、救助要請は基本的に「警察」となります。


3,ゲート設置

①スキー場管理区域外を滑走する際は、マップに記載された「ゲート」のみを通過する事
→ゲート以外からの進入により出来た滑走痕に続く者をなくす為

②スキー場パトロールによるゲートの開閉は行いません。
→ゲート通過はユーザーの責任と判断となります。


4,ゲート通過条件

登山届の提出義務(チケットセンター横の「マウンテンインフォメーション」の提出BOX)
→万が一の事故遭難時に捜索の手がかりとなります。

②必須装備・・・下記の装備は必須とします。

・ヘルメットの着用
・満充電の携帯電話→警察への救助要請に使用(電波が届かない区域もあります)
・スノーボーダーのみスノーシューの携行

③推奨装備・・・下記の装備の携行を強く推奨します。

・ビーコン→レンタルございます(数量限定)
・ゾンデ、スコップ

・シール(スキーの方)
・コンパス
・非常食
・ホイッスル
・発煙筒
・その他遭難時、雪崩発生時に役立つ物

④推奨事項・・・ 下記の事項を強く推奨します

・現場の地形に詳しい人と同伴する事
・単独滑走は避け、複数人での滑走をする事
・雪崩発生に対処する為、同時滑走は避ける事
・午後2時以降のゲート通過は避ける(万が一の際、捜索救助が翌日まで及ぶことを避ける為)


5,事故対応について

 

①スキー場管理区域外の事故はユーザーの自己責任となります。

②救助要請は基本的に「警察」となり、スキー場は警察の指示に従います。

③以下の場合は費用を全て実費請求します

a,警察や消防の救助に際し、対策本部や待機場所の提供、人員輸送などの後方支援に関する費用

b,スキー場パトロールが出動した場合(2次災害の危険が低く場所が特定出来た場合のみ出動の可能性)

 

滑走禁止エリア?管理区域外?

少しわかりにくいですが、簡単にいうと、

  • 滑走禁止エリア:スキー場内だけど、滑走を禁止している場所→スキー場に責任がある場所
  • 管理区域外:スキー場以外→自己責任の場所

コースマップでも示されてますので、ご一読を。

 

ニセコルールとは少し異なる部分がありますので、ここにも注意が必要です。

NISEKO UNITED.さまからの転載です。

ニセコルール 2018-2019

01.立ち入り禁止区域にいかなる理由があっても入ってはならない
[春の滝、湯の沢は完全立入禁止区域です]

02.ロープをくぐってはならない。スキー場外へはゲートから出ること
[各スキー場に合計11ヵ所のゲートを設置しています]

03.スキー場外の安全管理は行われていない
[スキー場外はスキー場による安全管理は行われていません。スキー場外の滑走は各自の責任で行ってください]

04.ゲートが閉じられているときはスキー場外へ出てはならない
[高い危険が予想されるときはゲートを閉鎖します]

05.ニセコ雪崩情報はニセコルールの公式情報である
[インターネット、リフト乗り場、各ゲートなどに掲示します]

06.スキー場外での捜索救助には費用が請求される
[スキー場パトロールが捜索救助を行うときの実費は10万円(最低額)以上になります]

07.スキー場パトロールの指示に従うこと
[スキー場内外を問わず、すべての利用者はスキー場パトロールの指示に従ってください]

08.小学生のみのスキー場外滑走を禁止する。ただし少年団活動など指導者及び   保護者同伴時を除く
[同伴者は子供たちだけでなく、周囲に対しての用心を怠らないでください]

09.スキー場と地域は利用者の自由を尊重し、その安全に重大な関心を持つ
[だれもがニセコを楽しみ、事故にあわないことが私たちの願いです]

特に気をつけなければいけないのは、ニセコルール04で規定されている、危険度の高い時のゲート閉鎖です。

基本的に夏油高原スキー場のゲートはパトロールによって開閉されません。

ゲート通過自体が通過者の責任となりますので、本当に注意が必要です。

 

この辺のルールは今年の状況でアップデートしていきそうですね!

とにかく、12月1日のオープンが待ち遠しい限りなんです。

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ABOUTこの記事をかいた人

岩手県在住の1986年生まれ。 大学の授業でスキーを体験。そこから雪の魅力に取りつかれて道具を揃い始める。ある日、スキー場のトップから山の中に入っていく集団を見つけて声をかけたことからバックカントリーも開始。スキーやバックカントリーに関する情報を発信しています。