2019年1月26日、27日に夏油高原スキー場で開催された、ヴェクターグライドの試乗会に参加してきました。
7機種試乗してきましたので、レビューしていきます。
あくまでも管理人のフィーリングで語っていますので、ご容赦ください。
本日は1つ目に試乗したGENIUS CARBONです。
HPでの取り扱い
Vector Glideのホームページでは、GENIUS CARBONはBig Mountainにカテゴリーされています。
GENIUS以外では、BUTTER KNIFEがBig Mountainにラインナップされています。
スペック
スペックはスタンダードと変わりがありません。
HPから引用となりますが、
ラミネートされるマテリアルをグラスファイバーからカーボンファイバーに変更し、軽量で操作性、スピードがさらに向上したマジックファット。
Vector Glide’s fastest powder snow model. The rocker shape let you gain ultimate flotation, and the pintail form provides superb maneuverability. A fat ski which has changed its laminated material from fiber glass to carbon fiber for improved maneuverability and lightness.
SIZE: 185 193
SIDE CUT: 155-130-140
RADIUS: 33.3(185) 37(193)
¥161,000 +TAX
※HPから転載
高い。
税込173,880円は、安い板であればビンディングとシールを付けてもお釣りが来るくらい。
いざ、試乗!
ピントが合っていなくてスミマセン。
試乗したのは185cmです。
ビンディングはMarker GRIFFONの試乗用がついていました。
カラーは前期のものでしょうか?
今シーズンのモデルはソールにピンクの文字でVECTOR GLIDEが入っています。
※HPから転載
かなりパワーが必要な板なので、元気なうちに乗ってしまいたい、という理由で試乗の1番目に選びました。
手に取った感じは、重さを感じました。板自体もそれなりの重量があると思いますが、管理人のビンディングがキングピンだからそのように感じたのかもしれません。
スタッフからのアドバイスとして、張りが強いので、ギャップで弾かれる可能性が高いと説明を受けました。
エッジの食いつきは本当にいいです。
これはジーニアススタンダード譲りだと思います。
ターンもラディウス33.3mとは思えないほどのコントロール性で、ターンの弧が自在です。
カーボンっぽさはターン中にすぐに感じることができます。
たわんだスキーからの返しがマジ強い。しっかり押さえつけないど浮いてしまいそうだった。
少しギャップのあるコース脇にも入りましたが、慣れていないせいもあり、押さえつけるのが大変でした。
試乗を終えて感想をスタッフに伝えると、押さえつけるだけのパワーや体重がないとキツイかも。とのことでした。
管理人はダイエットで10kg以上痩せて、自分のRenegadeの乗り味が変わったことを伝えると、「そればっかりはねぇ…」とのことでした。
正直、小柄で体重の軽い方にはオススメ出来ない板です。
一方で、身長、体重がそれなりに合って、かなりパワフルな滑りをする人にとっては最高の板となりそうです。
あと、忘れてならないのがカーボンになったことで得られた「軽さ」です。
厳冬期にロングルートする方にとっても、最高の相棒となりそうです。
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