【試乗レビュー】Volkl BLAZE 106 186cm

Volklのテストライドツアーに参加してきました。

来シーズンから新しくラインナップされるBLAZEシリーズに試乗できましたので、簡単ですがレビューします。

 

BLAZEシリーズとは?

Volklのinternationalサイトにはすでに詳細が掲載されています。

Blaze | Völkl Live | Völkl

位置付けとしては、惜しくも来シーズンのラインナップから外れてしまった100 Eight、90Eightのポジションです。

軽量で多くのシチュエーションに対応するモデルです。

International サイトに板のキャラクターについて記載がされています。

CHARACTER

The emerging category of lighter weight Playful Freeride skis ushers in a new era for skiers seeking lively, lightweight products with easy all-day handling in a wide variety of snow conditions. These are riders who constantly look for alternative terrain, either adjacent to the groomers or adjacent to the resort. With 4 new models, 2 unisex and 2 women’s, the all-new BLAZE series provides an off-piste feel for intuitive skiers who favor short turns, offering one of the lightest freeride skis in its class. (ホームページから転載)

要約すると、

ショートターンを好み、グルーミングバーンやリゾートに隣接するエリアを滑るスキーヤーを対象に、軽量で1日中、あらゆるコンディションに対応できる板、というコンセプトのようです。

 

ラインナップ

ユニセックスが2モデル、女性用が2モデルも計4モデルで、それぞれセンター幅106cm、94cmが用意されています。

センター108cmだった100 Eight、98cmだった90 Eightを継承するようなラインナップになっています。

(ホームページから転載)

 

テクノロジー

テクノロジーについてもinternatinalサイトを参考に。

TECHNOLOGY & BENEFIT

Völkl’s 3D Radius sidecut technology – with longer radii at the tip and tail and a tighter shape in the midbody – allows the skier to make incredibly quick turns relative to the width of the ski. A new hybrid wood core has been engineered for lighter weight, giving the ski great maneuverability and quickness while maintaining Völkl’s signature edge grip.

In the new Suspension Tip design, the wood core follows the shape of the tip allowing a smooth, catch free ride quality despite the Blaze’s light weight. Under the binding, a titanal center sheet provides some extra grip and solid binding screw retention.
Whether dropping in from the first chair or after a quick skin, skiers who don’t like to follow the tracks have a new best friend with the Blaze.(ホームページから転載)

BLAZEシリーズはVolklが一部の板に採用していた3Dラディウスを採用していますね。

3Dラディウスが分からないという方は、volklが解説していますので以下を参考にいただくと分かると思います。

3 Radius Sidecut | Völkl

要は、ゆっくりだと足元のラディウスが働いてショートターン、ハイスピードだとtip&tailのラディウスが働いてロングターンになる、という技術です。

 

いざ試乗!

お勉強はこの位にして、実際の試乗です。

まずは見た目です。シンプルなデザインは多くの方で受け入れが良さそうです。

続いてソール

板の中心の芯材の色が違いますが、ここだけ材質が違うらしく、これによって扱いやすいトーションになっているんだとか。

スペックです。

板自体にもスペックが記載されています

Tip & tailロッカーとはなっていますが、テールのロッカーは気持ち程度です。

ノーズのロッカーは長めですが、ロッカー具合は控え目です。

キャンバーも控え目です。

まずは重量感ですが、試乗用のビンディング込みでしたが軽かったです。

管理人が使用している4FRNT Ravenが片方1,700gなので、軽かったとはいえ、実は全然驚きませんでした…

BLAZE 106の重量について調べたところ、186cmの片方で1,772gなので、そこそこ軽いです。

Techビンディングを選択することで、更に軽量を感じられるかも知れませんね。

 

肝心の乗り味ですが、3Dラディウスを感じ、106cmというセンターとは思えない操作性でした。

フレックスは硬めですが、トーションが硬すぎずで気持ちよくスピードに乗れます。

足元がしっかりしてるな〜と思って聞いてみたら、足元にはチタンで強化しているそうです。

スピード域としては高いい方です。気持ちよく飛ばしていく方に向いていると思います。

 

100 Eightの代替と言うわけではない

100 Eightは試乗したことがないので比較は出来ませんが、スタッフの方いわく、性格は異なる板だそうなので、100 Eightの代替で考えている方は避けたほうが無難。

100 Eightを狙っている方は、早く市場在庫を購入した方が得策です。

 

気持ちよくスピードに乗れる板ではありましたし、オールラウンドに対応できる優秀な板で、迷った時の1台となりますが、残念ながら管理人の好みではありませんでした…

来シーズンの注目の板ですので、試乗会で見かけた際はお試しあれ!

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ABOUTこの記事をかいた人

岩手県在住の1986年生まれ。 大学の授業でスキーを体験。そこから雪の魅力に取りつかれて道具を揃い始める。ある日、スキー場のトップから山の中に入っていく集団を見つけて声をかけたことからバックカントリーも開始。スキーやバックカントリーに関する情報を発信しています。