【レビュー】Volkl/フォルクル 100 Eight/ハンドレッドエイト 181cm

板の買い替えを検討していた管理人。

先日twitterでツイートしてましたが、耐え切れずに購入しました。

 

シーズン途中での買い替えでワックス掛けるのが面倒だなーということでPHANTOMも導入しました。

PHANTOMの記事は別途upします。

 

今回は4FRNT Raven 184cmの代わりとして導入したVolkl 100Eight 181cmについてレビューして参ります!

よろしくお願いします。

 

前置きですが。

今回レビューする100 Eightですが、来シーズンはラインナップから外れることになっています。

(90 Eightも同様に外れます)

後継品としてBLAZEシリーズが既に発表されています。

管理人もBLAZE 106と94についての試乗を行っていますので、のぞいてみてください。

 

 

板について

100 EightはMntraと同じ、FREERIDEのカテゴリーに入っています。

VolklのInternationalサイトでは100 Eightのページが用意されていました。

国内のwebサイトもこのようなページを用意してもらえると嬉しいです。

100Eight | Freeride | Skis | Products | Völkl

 

他の板にはない、構造上の特性もいくつかあります。

  • 3Dグラスセンター
  • 3Dリッジ

とりわけ上記は特徴的です。

 

3Dグラスセンターとは

国内のカタログでは、3Dグラスセンターについて以下のように記載されています。

//ビンディングの下のグラス形状が立体的な形状

//やや幅広のスキーがソフトな雪面状況化でパフォーマンスを発揮できることを重視した形状

※カタログからの引用

なんじゃこりゃ!訳が分かりません。

 

この点もInternationalサイトが解説してくれています。

3D.Glass | Völkl

動画を見てもらうのが一番分かりやすいと思います。

補強としてグラス材が使用されるのですが、通常は平面状に使用されているのが、エッジまで立体的な形状で補強されています。

これによって板のフレックスが向上、特にトーションも良くなり、エッジへの力の伝わりが更にupしてグリップ感が良くなる、という訳のようです。

 

3Dリッジとは

3Dリッジは見た目で分かりやすく、スキー中心からエッジにかけて板の厚みが薄くなっていく構造です。

この構造のメリットは、軽さ、エッジへの力の伝わりやすさ、スイングバランスの良さの3つです。

実際に滑ってみると、一番感じられるのは、スイングバランスの良さです。

足元に重量が集中し、topとtailが軽いのでスイングしたときの重量感がとても軽い。

板の重さは持った時の重量感ではなく、滑ったときの重量感が大切なんだなーと思い知らされる瞬間です。

 

スペック

板の長さは3種類あり、サイドカットは全て同じです。

  • 173cm(141-108-124、R19.7)、重量1,890g(片方)
  • 181cm(141-108-124、R22.0)、重量2,010g(片方)
  • 189cm(141-108-124、R24.5)、重量2,130g(片方)

 

全体像

正面

ビンディングはKinglin 13にしました。

ソール(P-Tex 2100です)

ドイツ製が主張されています。

また、3Dリッジ構造は写真でも確認できると思います。

今回は推奨位置に取り付けています。+2cmまで線が書いてありました。

取り付けの際、タイトなツリーランをメインで滑るなら前に出した方が良い。パウダーもがっつり滑るなら推奨位置がおススメ。と聞いて悩みました。

メーカーの方がそのように話をされているようです。

板にもスペックが記載されています。181cmを購入しました。

テールはシールクリップが付けやすいように補強されていて、BCで使う際も安心です。

フルロッカーの板ですが、ロッカー具合は非常に緩やかです。

まずはtopのロッカー具合。

続いてtail側のロッカー具合です。

 

乗り味

100 Eightって、試乗レビューの少ない板だと思いませんか?

一緒に滑るガイドや仲間も100 Eightは良いらしい、という話は聞きますが、ここは人柱になる気持ちでの購入。

まだ短い期間ではありますが、正解でした。買ってよかったです。

 

ゲレンデで1日、BCで1日使用しての感想となります。

 

3Dリッジの構造の部分でも書きましたが、何といってもスイングバランスが良く、軽く感じます。

また、3Dグラスセンターの構造の通り、板の張りはそこそこ強く、トーションもそこそこ強いのですが、

扱いにくさを感じるような嫌な硬さではなく、気持ちよくスピードに乗ってカービングできます。

 

スピード域はRenegadeやRavenに比べると遅いですが、早すぎず、コントロールしやすい域と感じました。

 

購入を考えている人は、急いで市場在庫を買うしかない

BLAZEシリーズの登場に伴い、ラインナップから外れることになりましたので、購入を考えている人は急いで買うしかありません。

むしろ、安くなってお買い得ではないでしょうか?

ホントに買ってよかったです。

 

 

2 件のコメント

  • Would you guy’s suggest to the 189 or the 181 for an advanced heavier skier? I’m 6’2 2b and run a Volkl Two for a powder ski. Looking for a fun soft snow daily driver and wonder if the extra length is worth it.

    • Sorry for replying late. I’m 169cm , 64kg. I usually use skis longer than 180 cm. How long is the length of the volkl two you are using?

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    ABOUTこの記事をかいた人

    岩手県在住の1986年生まれ。 大学の授業でスキーを体験。そこから雪の魅力に取りつかれて道具を揃い始める。ある日、スキー場のトップから山の中に入っていく集団を見つけて声をかけたことからバックカントリーも開始。スキーやバックカントリーに関する情報を発信しています。