2020-21シーズンの目玉はこれ!【Marker Duke PT】

先シーズンに話題となった、サロモン/アトミックのシフト。

徐々に見かけるようになってきましたね~

管理人はこの手の物は、1シーズン目に何かしら問題が起きると思い込んでいるので手は出していません。

実際に、知り合いのガイドの方で苦労されていることも聞きました。

 

既に公開になっているものではありますが、来シーズンの目玉の1つは、満を持してのMarkerからのビンディングです。

MDVのYouTubeチャンネルにも動画が公開されましたので、内容を含めて紹介します。

 

DUKE PT16/12

簡単に説明すると、シフトのMarker版。

まずはYouTubeの動画を見てもらったほうが早いと思います。

Dalbelloのブーツのカラーリングも新しくなるんだー、ということは差し置いて。

ワクワクしかしませんね。

国内サイトでは、11月の段階でアナウンスがされています。

あなたの夢を叶えるビンディング:マーカーからDUKE PTが登場

 

グローバルサイトでは、より詳細は説明がされています。

time for the reset | Marker USA

 

シフトとの違いはどこか?

動画やwebサイトで紹介されていますが、違いはトゥーピースのパーツが外れることです。

トゥーの固定パーツはそれなりの重量があり、300g/片足の軽減ができるようになるとのことです。

 

実際の重量は、

DUKE PT 16

  • 1,350g → 1,050g

DUKE PT 12

  • 1,180g → 880g

うーん。

DUKE PT16は重い。Kingpinは750gなので、ハイクモードでも重量差は300G/片足です。

重さを考えるなら12を選択しても良いかも知れません。。

そもそも重さを考えるならKingpinでいい…

 

気になる所

こういう初物はいつも気になる所が出てくるものですが、DUKE PTもいくつか気になる所があります。

  • 取り外したトゥーピース
  • トゥーピースの取り付け
  • クランポンは?
  • クライミングサポートが1段階のみ

気になる点について、記載しておきます。

 

  • 取り外したトゥーピースについて

何よりも、紛失してしまった際の扱いです。

おそらく、ハイクモードでロックすれば滑走も可能と思いますが、厳冬期のバックカントリーでは紛失リスクが少なからずあります。

 

  • トゥーピースの取り付け

トゥーピースに雪が付着していても、ストレスなく装着できるのか?というところは気になります。。

ただでさえ、深い雪の中でtechを履くのは慣れが必要です。

 

  • クランポンは?

いくつかの画像を見る限りではクランポンはKingupinと同様の物が装着できそうな雰囲気です。

とはいえ、購入前には確認したいところですね!

  • クライミングサポートが1段階のみ

クライミングサポートが10°のみ、と記載されています。

Kingpinは7°と13°のサポートがあるので、10°は中間の1段階のみ、ということになります。

 

現物を見る前、試す前の総評

基本的には滑ることに注力するためのビンディングと感じます。

登坂性能を考えるならばKingpinやKingpin V-weaksの方が間違いなく上です。

 

この辺は、板との相性や自分の滑走スタイルでの選択になりそうです。

このビンディングは、「重さは我慢できるが、滑走性能は一切の妥協を許さない」というスキーヤーがピッタリではないでしょうか?

 

現状、Kingpinで十分満足できている管理人には出番のなさそうなビンディングです。

(※物欲の刺激は別です)

 

今シーズンの試乗会で話題間違いなし、でしょうから試乗した際には、改めてレビューしようと思います。

それではまた!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

岩手県在住の1986年生まれ。 大学の授業でスキーを体験。そこから雪の魅力に取りつかれて道具を揃い始める。ある日、スキー場のトップから山の中に入っていく集団を見つけて声をかけたことからバックカントリーも開始。スキーやバックカントリーに関する情報を発信しています。