【レビュー】Volkl/フォルクル Revolt 121/リボルト 121 184cm

リボルトなのか、レボルトなのか。

国内ではリボルトと言われていますが、YouTubeでの英語を聞くと「レボルト」と発音しているような気もする。。。

 

そんなことはどうでもいいですね!

先日、100 Eightのレビューをupしたのですが、Revolt 121も同時購入しました。

100 Eightのレビューはこちら

 

100 Eightと同様に、PHANTOMも入れました。

PHANTOMの記事は別途upします。

 

100 Eightは4FRNT Raven 184cmの代わりとして導入したわけですが、Renegadeの代わりのDeep Powder用の1台も欲しい、ということでの購入です。

よろしくお願いします。

 

来シーズンモデルで良かったんじゃないの?

来シーズンも継続されるモデルなので、当然来シーズンモデルでもイイんですが。

来季のグラフィックが好みではありません。

 

こちら↓

テストライドに参加したときに貰ったカタログですが、なかなかの攻めたグラフィックですよね。

volklのスタッフに聞いたところ、来期はグラフィックの変更のみとのことで、これならば今シーズンの物を買ってしまおう!という背景です。

Revolt 104の試乗レビューも出していますので、併せて覗いてみてください。

 

Revolt 104の購入を考えていたのですが、オールラウンド性を考えて100 Eightにしました。

 

板の概要

Revoltシリーズは、FREESTYLEのカテゴリーに入っています。

現在のRevoltシリーズのラインナップは、センター幅121mm、95mm、87mm、86mmの4種類です。

ここに来季から104が加わる、ということになります。

Revolt 121 | Freestyle | Skis | Products | Völkl

 

FREESTYLEの板ではありますが、最新のテクノロジーも使用されており、Revolt 121では3Dラディウスが採用されています。

3Dラディウスについては、BLAZE 106の試乗レビューの記事にてまとめていますので、見てもらえると嬉しいです。

 

スペック

板の長さは3種類あり、サイドカットは全て同じです。

  • 177cm(143-121-135、R17.4)、重量2,190g(片方)
  • 184cm(143-121-135、R19.2)、重量2,330g(片方)
  • 191cm(143-121-135、R21.7)、重量2,410g(片方)

100 Eightの181cmのRが22.0mなので、太くて長いRevolt 121の184cmの方がRが小さいですね(笑)

 

全体像

正面

ビンディングは100 Eightと同様にKinglin 13にしました。

ソールはP-Tex 3000です

100 Eightがドイツ製を謳っていたのに対し、こちらは小さくmade in Chinaと記載されています。

併せて、板のスペックも記載されていました。

FREESTYLEの板というだけあって、ロッカーは多めに作られています。

まずはtop側

続いてtail側

キャンバーは多くはありませんが、意外と?ありました。

 

さて、問題の取り付け位置です。

4FRNTのRenegadeやRavenの取り付けの際も非常に悩み、取り付け位置だけで1つの記事をupしています。

4FRNT Renegade、Ravenのビンディング取り付け位置の考察の記事はこちらから

シグネチャーモデルの場合は、ライダーと自分とのブーツサイズの差でビンディングの位置を変えることも一案です。

 

一方、Revolt 121は多くのライダーが開発に関わっていて、数多くのテストの末に推奨位置を決めています。

そして、板には推奨位置のみの記載。

通常であれば推奨位置での取り付けですが、ここで思い出されるのは、Revolt 104を試乗したときの記憶です。

Revolt 104の試乗レビューはこちらから

取り付けの際、メーカーからも推奨位置がおススメ。とのアドバイスもいただいたのですが、Revolt 104の感覚が忘れられず、結局-2cmのセットバックで取り付けました。

Revolt 121のセットバックについて調べたところ、古瀬和哉さんのホームページでも取付位置について記載がされていました。

古瀬さんは-2.5cmだそうです。

 

乗り味

他の方のレビューを読むと「重戦車な板」で少々の荒れた状況でもイケる、という感じのようです。

今回は、ゲレンデで2日使用しての感想となります。

 

重量感

手に持った感じの重量感あり。重戦車という言葉は正しいと思いました。

滑走時の重量感もそこそこあります。

 

フレックス

足元はしっかりしていますが、top&tailはしなやか。3Dラディウスを感じたカービングターンが可能。

粘りのある感じで、踏み込んだ後の反発が「フワッ」とした感じです。

分かりにくくて申し訳ないのですが、カーボン板のような反発ではなく、適度で操作しやすい反発です。

減量した管理人の体重でも十分踏み込んでいけるフレックスでした。

 

スピード感

Renegadeと比べるのは変ですが、そんなにスピード域の高い板ではありません。

しなやかなフレックスで、地形で遊びながら、楽しみながら滑る板なんだと思わせてくれる板でした。

 

パウダー

2日間の滑走で、膝下くらいのパウダーも滑ることができました。

浮力は抜群です。

Renegadeがパウダーを切り裂いていく感覚なのですが、Revolt 121は完全に浮いていきます。

気にしていたセットバックの影響はなさそうです。

 

セットバックして良かったのか?

大正解です。

100 Eightとの乗り味の違いも少なく、かなり荒らされたボコボコのパウダーでもメチャクチャ楽しく滑れました。

普段からFREESTYLE系の板に慣れているなら推奨位置をオススメしますが、あまりにも普段のスタイルと違う場合はセットバックの検討もアリです。

 

今季モデルの購入が難しくなってきている

管理人は、ネット上ではなく、実店舗にて購入したのですが、楽天市場やヤフーショッピングをのぞいてみると、在庫切れしてます。

もしかして、管理人と同じように、来期購入予定だった人が来季のグラフィックを見たことで購入に踏み切っているのではないでしょうか!?

購入を考えている方は、見つけ次第ポチるしかないですよ~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

岩手県在住の1986年生まれ。 大学の授業でスキーを体験。そこから雪の魅力に取りつかれて道具を揃い始める。ある日、スキー場のトップから山の中に入っていく集団を見つけて声をかけたことからバックカントリーも開始。スキーやバックカントリーに関する情報を発信しています。